就職活動をする学生さんに一応採用サイドにいた立場から
ネットサーフィンをしていたら、下のような記事を見つけた。
既に新卒の就職活動をして10年以上経ってるし、その当時も相当いい加減な就職活動しかしていなかったので、その時の経験談はあまりない。
しかし、元の職場で現場の採用面談をしたり、支店の採用活動を仕切った経験から話せることもあるかと思ったので書いてみる。
尚、当然ながらここで書くアドバイスはどの会社でも使えるとは限らないことはご承知おき下さい
(まあ、銀行ならどこも似た感じではないかと思うけど)。
①記事に書かれていたこと
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・自慢は悪くない。やりすぎぐらいでちょうどいい。
・自己アピールと志望動機を中心に聞かれる。
・新卒採用の就職試験は、基本的に「ポテンシャル採用」
・いかに成長したかを 述べなければ意味がない
・就活の面接に「正解」はない
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②前の会社での採用活動の実態
・自分のいた部署だけでも数百人と面接をする。
・営業マンだけでなく、課長なども動員して面接を行っていた。
・面接はできる限り、職員1名⇔学生1~2名でするべきとされていたが、実態は学生3~4名の時も多かった。
・面接官は大体午前や午後などをまとめて面接の時間に取っていたので、多い場合、
半日で20人くらいと会っていた。
・面接官はギリギリまで本来の仕事をしている人たちであり、大勢の履歴書を読み込むことはしていなかった。
③就職活動・採用活動で採用されるために必要なこと
私の会社では②に書いたような感じでしたので、よほど目立つ人でないと、会ったそばから忘れていってました。
そういった経験から、私の考える採用活動で有利に進むために必要なことは、
・とにかく目立つこと
・自分の考えや思いをオリジナルの言葉で話す(就職のハウツー本に書いてあるような話は、他のほぼ全員が話す)。
・とにかく相手に「あ、こいつ、うちの会社での仕事できそうだな」と思わせれば勝ちです。
特に3つめに書いたことが一番大事でしょうか。
就職活動は、何かの賞を取るように一番にならないといけないわけではないです。
要は相手の会社にとって、「こいつは入れた方がいい」と思わせればいいわけですから、相手の会社がどんな人材を求めているかを早い段階で把握して、その点に適性があることが伝われば、採用されるというわけです。
ちなみに、私の会社で重視されていたのは、会計の知識でも法律の知識でもなく、営業として「ノルマの圧力に耐えられるストレス耐性がありそうか」「顧客と話すのを物怖じせずにできそうか」の2点が一番の要素でした。
たぶん学生さんは、簿記の知識だとかがあった方がいいと思っていることが多いんでしょうが、実態はこんなものです。
参考になれば幸いですが・・・どうかな?