クロネコヤマトのヤマト便を使ってみた
どうも、ナルダルです。
クロネコヤマトのヤマト便というサービスを使ってみました。
宅急便ではなく「ヤマト便」というサービスです。
正直今まで使ったこともなければ、考えたこともなかったので色々手間取りましたが、無事発送。
その経緯も含めて書いてみます。
目次
1.ヤマト便とは
2.ヤマト便は箱などが分かれても良い
3.ヤマト便は到着は2日後以降
4.ヤマト便の送料はちょっと特殊
1.ヤマト便とは
ヤマト便とはクロネコヤマト(ヤマト運輸)が提供している配送サービスの一つ。
宅急便以上のサイズのものを送るときに使えるものです。
宅急便の制限が「3辺合計160cm以内」「重量25kg以内」となっているので、これをオーバーする場合にはヤマト便を使うことになるでしょう。
しかし、このヤマト便、使ってみると意外と宅急便とかの感覚で考えると違う点もありましたので、その辺りをご紹介します。
2.ヤマト便は箱などが分かれても良い
先に「ヤマト便は宅急便のサイズオーバーの際に使う」と述べました。
それ自体は確かです。
しかし、いざ送る際に気になったのが、「荷物1個あたり30kgまで」という注意書き。
自分は最初これを見た時、「宅急便が25kgまでで、ヤマト便が30kgまでって5kgしか増えてないじゃん」と思いました。
しかし、これはミスリードでした。
ここからが重要な点なのですが、
ヤマト便は荷物が分かれていても、サイズの範囲内なら一つの商品として送れる
のです。
例えば、タイヤなどであれば4本バラバラで持ち込んでも、まとめて1つとしてくれます。
つまり、上にあった「荷物1つあたり30kg」という制限は、「別れた1つの荷物」の制限重量なので、先のタイヤの例で言えば、1つのタイヤが25kgで4つで100kgだとしても、1つの重さが30kg以内なので問題ないというわけです。
つまり、小さいけど重い金属の塊のようなものを送る場合は、いくつもに分けて送ればいいということになります。
3.ヤマト便は到着は2日後以降
ヤマトの営業所の方に聞いたのですが、ヤマト便というのは宅急便とは違う配送ルートを使用しているそうです。
物流の世界では一般的にルート配送というふうに言われるものですが、つまり東京→大阪を定期的に配送しているような企業との契約で運んでいるトラックがあります。
その定期的に運んでいるトラックに便乗させて運ぶものだということです。
そのため、宅急便のように受け取ったらすぐに配送するようになっていないので、最低中1日はかかるということでした。
絶対に明日までに着いてくれないと困る!というような場合は使えないということになります。
4.ヤマト便の送料はちょっと特殊
送料についてです。
ヤマト便も宅急便と同様、大きさと重さの大きい方の基準で送料が決まります。
しかし、ヤマト便独特のルールもあります。
それが容積換算重量という考え方です。
これは大きさ(縦×横×奥行)に一定の数値を掛けてでた数値を重量と考え、その重さと実重量を比較して重い方の送料を採用するというものです。
この式は「容積換算重量(kg)= 縦(メートル)×横(メートル)×高さ(メートル)×280」となります。
そのため、「大きいけど軽いよ」という荷物についても、サイズから送料は高くなるということです。
ちなみに先に述べたようにヤマト便はいくつかの品物を合わせて1つとして送れますが、ここで算出する際には、全ての3辺を合わせた数値で算定されます。
5.意外と使いやすいヤマト便
宅急便は使い慣れてるけど、ヤマト便なんか知らんし・・・。
と自分は思っていましたが、いざ使ってみると、結構簡単でした。
最後にヤマトの人たちに言われたのが、「いくつか合わせて30kgギリギリになるくらいなら、分けてくれた方がいい」ということでした。
それはそうでしょうね。
運ぶ立場でも10kgくらいなら大したことないけど、30kgというと結構頑張る重さです。
そういうわけなので、「なるべく合わせた方が親切」ではなく、ヤマト便に限れば「なるべく軽く持ちやすい形にする方が親切」のようです。
参考になれば幸いです。