ヤフオクにおける報復評価
どうも、ナルダルです。
自分は家にある不用品の処理にヤフオクを利用しているのですが、最近いたずら入札が増えています。
そんなに多く出していない自分がこれほど関わるのだから、かなりのいたずらがあるのだと思いますが、とにかく面倒だし、うんざりします。
ただ単にいたずら入札で「いたずらだから買わないよ」だけなら、また再出品すればいいだけのことなのですが、報復評価をされる可能性が発生することを考えると非常におっくうです。
今回は報復評価について考えてみます。
いたずら入札の目的は何か?
そもそもいたずら入札って何でしょう?
動機は色々でしょうが、おおまかには以下のケースが考えられそうです。
・いたずらすること自体が目的。
・競り合いになって高く入札したけど、冷静になって高すぎると思った。
・個別のライバルなどを妨害する目的。
この内、2番目は厳密にはいたずらではないでしょう。
結果は一緒ですが。
入札しているときに、競り合いになると、つい高く出してしまう心理は自分も経験があります。とはいえ、落札しておいて買わないのはルール違反に違いないのですが。
1番目と3番目は純粋ないたずら目的である点で共通しています。
しかし、3番目は汚いやり方ではあるものの動機はハッキリしているので、ある意味対策はとれそうですが、自分がよく遭遇している印象なのが1番目のケース。
落札後に何の連絡もしてこないというパターンです。
これは単純にいたずらすること自体が目的ですから、それこそ捕まったりしない限り、やめさせるのは難しそうです。
しかし、こういった人間がヤフオクの世界では増えているようです。
いたずら入札への対処法
ヤフオクにおいてもいたずら入札への対処法はいくつかあります。
例えば、以下の2つがあります。
1.入札者制限
2.入札者の削除
3.落札者の削除
1は評価で悪いが多い人の入札を制限できる仕組みです。
「悪い」の評価が6人以上の場合で、全評価数の20%を悪い評価が占める入札者が入札できないようにするというもの。
まあ、単純にいたずら目的のアカウントの場合は、これだけで結構防げると思われます。
ただ、中にはいろいろ入札しておきながら、落札してから改めて買うかを考えるというオークションというものを分かっていない落札者がいることも確かで、そういう落札者の場合、これだけでは防げません。
何故なら、買うものは買って全体としてはそれなりの評価を貰っているからです。
2.入札者の削除
これはオークション進行中にややこしい入札者を削除できる仕組みです。
自分の感覚でブロックしたい入札者が入ってきた場合は、その入札自体を消すことができます。これは消すこと自体には特にペナルティもないので、一見良さそうに見えます。
しかし、実際よほど露骨ないたずら用IDとかでもない限り、なかなか削除までできるかは微妙です。
自分も500件以上落札している人で400件以上の「良い」評価と100件近くの「悪い」評価の落札者がいましたが、結局削除しませんでした。
でも、懸念通り、何の連絡もなく、結果いたずら入札になっています。
そういう判断に迷う相手の場合、なかなかザクザク削除するというわけにはいかないのが実情でしょう。
3.落札者の削除
最終手段ですね。
これをすると落札者を削除できますから、この機能があれば何の問題もなさそうに感じますが、そうでもないのです。
この「落札者の削除」には大きく二つの種類があります。
つまり、事情によって分かれるのですが、
・出品者の都合での削除
・落札者の都合での削除
の2種類があるのです。
もちろん、いたずら入札の場合は「落札者の都合での削除」を選ぶことになるのですが、これをすると自動的に落札者に「非常に悪い」の評価が入ります。
この自動で「非常に悪い」の評価が入ることが、報復評価を誘発するわけです。
さて、ここから報復評価について考えてみます。
報復評価とは
単純に言えば、悪い評価を入れられた反撃として相手にも悪い評価を入れることです。
相手と何かしらトラブルがあった場合、双方に言い分があるので、こういったやりあいは仕方ない部分もあるかもしれません。
しかし、いたずら入札の場合でも発生するのが困りもの。
いたずら入札に対して、「落札者の都合で削除」を行った結果、落札者に「非常に悪い」の評価が入りますが、その報復で出品者にも「非常に悪い」の評価を入れてきます。
これは極めて質が悪い行為です。
自分がいたずら入札しており、出品者には一片の不備もないにも関わらず、「非常に悪い」の評価を入れるのは不正行為そのものです。
しかし、システム的には評価を返すことは認められています。
おそらくヤフオクサイドとしては、「いたずら入札の救済制度を使えばいいでしょ?」と考えているのでしょうが、いたずらする側は結構この制度のことを理解している人もいます。
正直、「落札者の都合」で削除した場合にはカウンターを入れられないようにしてほしいところですが、出品者が悪質である場合もあるでしょうから、それほど簡単ではないのかもしれません。
いたずら入札での報復評価を貰わないためには
いたずら入札での報復評価を貰わないためにできることは正直少ないです。
何故なら、いたずら入札をする人間の中には最終的に報復評価を入れるところまでがセットになっているような人もいるからです。
そういう相手の場合、救済制度も適用されない程度に連絡が付いたりします。
救済制度が適用されない場合、結局「非常に悪い」の評価は残ってしまいます。
さて、では「非常に悪い」の評価を貰わないためにはどうするべきでしょうか?
今、自分が考える結論は
そのオークションでの売却は諦めること
です。
実はヤフオクは120日何もないとオークション自体が消滅します。
つまり、落札されてから120日待てば落札された事実は消えます。
残念ながら落札手数料が取られてしまいますが、今後ヤフオクを続けていくことを考えれば「非常に悪い」評価はなるべく避けるべきです。
要は、落札手数料は無駄になるが、120日経てば再度出品しても問題ないわけです。
ハッキリ言って、いたずら入札に真面目に対応するだけ時間の無駄です。
一時忘れて、他の物を売った方が建設的なのではないでしょうか?