げんしけん(無印) 第2話 ~虐ゲラレル覚悟~ 感想

げんしけん(無印) 第2話「虐ゲラレル覚悟」

 

げんしけん2話。

 

笹原が微妙にげんしけんとの距離を取っているのが面白い。

 

1話で気合を入れて入部を考えていたにも関わらず、目の前にするとやっぱり躊躇しているわけです。

 

しかし、高坂の部屋を見て、「俺に足りないのは覚悟だ」と改めて感じる笹原。

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このへんの精神的なやり取りは、今後加入してくる荻上もそうだし、二代目のメンバーにも少なからず存在する心理ですね。

 

とはいえ、入学1カ月程度でこの乱れ方はヤバいだろ、と思うが。

 

その後、高坂宅に班目ら現視研メンバーが呼ばれ、ゲームをすることになる。

 

が、その中で咲ちゃんが高坂宅に来ようとする。

 

一緒に遊ぼうという高坂の返事を聞いて、笹原は「覚悟」を決めて、咲ちゃんに「自分たちは帰るから来たらいい」という言葉を放つ。

 

この辺の、笹原の「覚悟」とその現れ方は正直何回読んでもいまいち意味が分からない部分ではある。

 

そして、帰る現視研メンバーと笹原の会話。

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班目 「一般人の彼女 俺らと同じ部屋にブチ込むなよな」

久我山「こ こっちが困るよね」

 

まあ、これが普通の感覚でしょう。

 

そういう意味では、彼らは趣味は特殊(少なくとも当時は)であったが、感覚は普通と言える。

 

当時はそれほど特殊な趣味と取られていたのだということが分からないと、あまりこのニュアンスは伝わりにくいだろうなぁと感じる。

 

もちろん、今でも肯定的に捉えられない趣味かもしれないが、少なくとも当時よりはかなり一般化しているのは確かだから。

 

さて、そんなわけで高坂宅を出た4人ですが、その後笹原の提案で久我山宅でゲームをすることに。

 

こうして、無事笹原は現視研のメンバーになったのでした。

 

P.S.

班目の「前世はヘビ」というキャラづくりの設定はどこかで生きてるんだろうか?

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